講師自己紹介
♪ 第2レッスン室 ピアノ ♪
講師: 織茂 学
～ ピアノは楽器の王様！！ ～
みなさま、初めまして！
ランフォルセ・ミュージックアカデミー、第２レッスン室を担当させていただくことになりました、ピアニストで作曲家の織茂学(おりもまなぶ）と申します。宜しくお願い致します！
ランフォルセのWebサイトで、私のページをご覧になられた方は、「なんでピアノの先生なのに、作曲や指揮、吹奏楽指導や審査員まで、ピアノ以外のたくさんのお仕事をやっているんだろう？」と思われたかもしれません。今回このような機会をいただきましたので、この場をお借りしてお話ししたいと思います。最後までお付き合いください♫
私は、小学校１年生からピアノを習っておりましたが、加えて、小学校６年生の時にマーチングでEs コルネットを、中学生では３年間吹奏楽部でトランペットを吹いていました。その管楽器の経験が、ピアノだけではでなく、吹奏楽を始めとする、たくさんのお仕事に携われる最初のきっかけになったのだと思います。
その後、音楽科のある高校のピアノ専攻へ進学し、武蔵野音楽大学器楽学科のピアノ専攻に進みます。大学２年生になる時に、中学3年生から習っていたピアノの先生が大学をお辞めになり、新しい先生に変わりました。１年生までの先生はフランス留学をされており、新しい先生はドイツに留学されていた先生でした。フランスとドイツという真逆の音楽観の間に挟まり、最初の１年半は戸惑いもありましたが、大学３年の後半くらいからは、少しずつ頭で理解し、身体で覚えられるようになりました。そして、卒業後も、自分自身を磨くためにレッスンに通い、徹底してその先生の真似をすることで、ピアノだけではなく、音楽の本質を習得することができました。また在学中に、同期である作曲家の八木澤教司氏と出会うことができたのも、私にとって大きな財産です。今でも大親友である彼から、当時音楽を作る側の知識を自然と得ることが出来たことは貴重な経験でした。
大学を卒業した春には、ニューヨークのカーネギーホールにて初の海外演奏をしました。それをきっかけにシアトルやハンガリーでも演奏をしました。国内でもクラシック作品のリサイタルを行いながら、全国各地の吹奏楽部の定期演奏会にゲストとして招かれました。この演奏活動がきっかけとなり、吹奏楽界で活躍している邦人作曲家のピアノ作品を集めたリサイタルを開催しました。
吹奏楽との共演を通して、吹奏楽界で有名な多くのバンドディレクターの指導を見ることで指導法を勉強し、吹奏楽指導を始めました。その中で私なりの解釈を探し、新しい切り口としてピアノを使った吹奏楽コンクールの課題曲講習会、「ピアノ de 課題曲」をはじめました。
今までに、鹿児島県を始め、福岡・精華女子高等学校吹奏楽部、東京・東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部、福島・相馬高等学校吹奏楽部、愛知県高等学校吹奏楽連盟西尾張支部などで講師を務めています。また、指揮者の岩村力氏の元で指揮伴を務めつつ、岩村氏の元で薫陶を受け指揮活動への展開も始めました。課題曲講習会での指揮を始め、定期演奏会の客演指揮、自作曲の指揮、千葉県山武市主催ジュニアウインズ指揮者・講師などを務めています。
2009年からは作編曲活動をはじめ、いとうせいこう氏の企画「したまちコメディー映画祭 in 台東」での「声優口演」で楽曲制作と演奏をしました。その中で、声優の羽佐間道夫氏、野沢雅子氏、山寺宏一各氏と共演を果たし、また、2019年3月にはNHK 放送記念日記念式典で演奏される、合唱・オーケストラアレンジを担当することになりました。さらに、元ベルリンフィルハーモ二ー管弦楽団主席ヴィオラ奏者の W.シュトレーレ氏、元名古屋フィルハーモニー交響楽団主席オーボエ奏者山本直人氏それぞれに楽曲を献呈しています。吹奏楽のコンクールの課題曲である《さくらのうた》のオフィシャルピアノソロ版の監修・演奏や、アニメ監督の故・石黒昇氏からの指名で作曲した《Home Sweet Home》が、北米最大級のアニメイベント「OTAKON」で歌われるほか、声優・池澤春菜さん、近藤佳奈子さんに楽曲提供するなど、様々なジャンルの作品を手がけています。
これらの仕事経験を活かし、現在は、西関東吹奏楽コンクールを始めとして、アンサンブルコンテストやソロコンテスト、マーチングコンテスト、合唱コンクール等の審査員、尚美ミュージックカレッジ専門学校や九州吹奏楽連盟などで特別講師、東京都中央区にあります中央エフエムRadio City 84.0MHz で、クラシック番組「朝活！クラシック」（月～金曜朝7:00～放送中）のパーソナリティなどを務めています。
「ピアノは楽器の王様」これは一番最初に習ったピアノの先生に言われた言葉です。
ピアノという楽器は、1人でメロディーとハーモニーと対旋律とリズムを奏でるので、音楽のバランスを耳で感じることが出来ます。その感覚は、より深く広がりをもって、音楽といろいろな角度から向き合うためのきっかけを作ってくれると思います。ぜひ、ピアノを通じて 楽しい音楽を一緒に分かち合いましょう！
みなさまからのレッスンのお問い合わせ、お申込みをお待ちしております！！
織茂 学(おりも・まなぶ)
【主な作品】
★ピアノソロ
・MRT宮崎放送 特番「戦国の武勇・島津義弘」テーマ曲・BGM《組曲「島津義弘」》作曲・ピアノ演奏
他
★アンサンブル
・フルート・ピアノデュオ《いたずら好きなベビーサタン》
・フルート四重奏《いつかの風景》 アマリリス合奏団フルートチーム委嘱作品
・サックス四重奏《四季の彩り》、《Saxophone Journey》アマリリス合奏団サックスチーム委嘱作品
・木管三重奏《動物たちの冬じたく》 千葉県山武市立松尾中学校吹奏楽部委嘱作品
・木管五重奏《Add Ninth〜九の調和》武蔵野音楽大学有志ウインドオーケストラ木管五重奏委嘱作品
・変則ピアノ五重奏《Passionar!》元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席ヴィオラ奏者、ヴィルフリート・シュトレーレ氏献呈 共演作品
他
★吹奏楽
・《煌く海と奇跡の大地》千葉県いすみ市立大原中学校吹奏楽部委嘱作品
・ファンファーレ《Primary Fanfare》富山第一高校吹奏楽部委嘱作品
・コンサートマーチ《未来への扉を開けて！》北海道羽幌町羽幌中学校吹奏楽部・第25回定期演奏会記念委嘱作品
・《華麗なる未来への軌跡》埼玉県ユースホステル協会吹奏楽団委嘱作品
・ファンファーレ《オクトポリス》千葉県八街市立八街中学校委嘱作品
・組曲《明碧の朝》愛知県碧南市立東中学校創立70周年記念委嘱作品
・《吹奏楽のための風景詩「星の泉」〜九重に捧ぐ〜》武蔵野音楽大学同窓生有志ウインドオーケストラ委嘱作品
・ファンファーレ《精華》鹿児島県霧島市立国分中央高等学校委嘱作品
・《楽詩「翔破の時」》 武蔵野音楽大学同窓生有志ウインドオーケストラ委嘱作品
・《ライノトリ〜学び舎を巣立つ君達へ〜》富山第一高等学校吹奏楽部委嘱作品
・《「Shimazu chronicle」Capter 1 群雄割拠から三州統一へ》鹿児島県霧島市立舞鶴中学校吹奏楽部委嘱作品
他
★オーケストラ
・《Wind across the sea ～夜明け 飛翔 祈り～》千葉県野田市立第二中学校音楽部委嘱作品
・《明日はどこから》NHKフレンドシップ管弦楽団・NHKフレンドシップ合唱団編曲委嘱作品
★合唱
・《また逢える日まで》作詞・作曲：大野靖之／合唱編曲：織茂学
・平成10年度 鹿児島県立青少年センター主催事業「宇宙と世界自然遺産への夢＆チャレンジ」へのCheer Song《心の扉をひらいて》
・《心と夢の楽唱曲「瞬き」》武蔵野音楽大学同窓生有志ウインドオーケストラ委嘱作品
・《結モノガタリ》武蔵野音楽大学同窓生有志ウインドオーケストラ委嘱作品
～ピアノ演奏収録～
・ピアノソロCD「萌えピVol.1」（WAVE MASTER HAPPIES）
・ＣＤ「天雷无妄」（Cafua）
・Blu-ray「天野正道60th記念公演アニバーサリー・コンサートツアー川崎公演」（WAVE MASTER）他
～出版譜～
・フルート三重奏《レスペデーザ組曲》（東京ハッスルコピー）
・サックス四重奏曲《タンゴ・ファンタジー》（ブレーン株式会社）
・ホルン四重奏《ホルン・パーティー》《ホルン・バースデー》（東京ハッスルコピー）
・金管八重奏《Brass Clowns》（東京ハッスルコピー）
・トリプルオカリナデュオ《トリプルオカリナとピアノのための「胡蝶の夢」》（ORIMO MUSIC）
他
【主な出版物】
ＣＤ・ＤＶＤ
～作品収録～
・CD「織茂学アンサンブル作品集《四季の彩り》」（ORIMO RECORD）
・CD 「サクソフォーン・アンサンブル Vol.21」 （ブレーン株式会社）
・CD「トリプルオカリナとピアノのための《胡蝶の夢》」（Studio Fiato）
（柿内美緒アルバム「Flügel 」収録）
・虹色輪舞・プリティー戦隊 パンダー！！（ＣＤ近藤佳奈子アルバム「Album♪」収録）
（WAVE MASTER HAPPIES）
・薔薇と小鳥の円舞曲（ＣＤ池澤春菜アルバム「fanta musica」収録）
（WAVE MASTER HAPPIES）
他